こんにちは、はばたき矯正・こども歯科　院長の北見です。

一度なってしまうと決して元には戻らない、むし歯。
むし歯が発生する要因はたくさんありますが、今回はそのなかの一つである食べ物・飲み物についてお話したいと思います。

むし歯になりやすい食べ物・飲み物

糖分を多く含む食べ物・飲み物

むし歯は口の中の細菌が糖分を分解して作られる酸によって歯が溶かされて起こる病気です。 そのため糖分が多ければ作られる酸も多くなります。

歯にくっつきやすい食べ物

歯にくっつきやすく、粘り気のある食べ物は、唾液で流されにくいため歯の表面に長くとどまり、結果として細菌が酸を作り続ける要因となります。

酸性の食べ物・飲み物

酸性の食べ物は歯の表面をわずかに溶かすため、歯そのもののむし歯への抵抗力が弱まります。

食べ物の種類よりも大事なこと

ここまで食べ物の種類についてお話しましたが、この記事を熱心に読んでくれているあなたにこそお伝えしたいとても大事なことがあります。
むし歯は様々な要素が絡み合って発症しますので、食事の内容を変えただけでは残念ながら防げません。
口にするものを過度に意識しすぎてしまうと、食事も楽しくなくなり、栄養も偏ってしまいます。
またおやつは、小さなこどもにとって大切な栄養源でもあるので、行き過ぎた制限は健康的な成長発育の点からも良いとは言えません。
むし歯予防のためには食べ物の種類よりも大事な、以下の予防効果の高いものから優先的に行う必要があります。

この２つを実践せずに食事の内容に気を使っても、むし歯予防の効果は上がりません。まずはこの２つから見直してみましょう。

おわりに

食事はおいしく、楽しくしたいものですよね。
過度に制限するのではなく、むし歯リスクが高いものを知り、それを食べた後にどういったケアをすればむし歯を予防できるのかを知ると、より豊かな食生活を送れるのではないでしょうか。

成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科は、小さな子どもから大人まであらゆる世代の予防歯科に力を入れています。
「歯を大事にしたい」と思う皆さまのサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。