マウスピース矯正の説明

    装置の構造・使用方法について

    矯正治療に使用するマウスピースは「アライナー」と呼び、薄いプラスチックでできています。

    歯の表面には、アライナーが歯を効果的に掴んで動かすための「アタッチメント」と呼ばれる突起をつけています。

    成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科のマウスピース矯正

    アライナーは食事と歯磨きの時以外は必ず装着してください。1日の装着時間は20~22時間が目標です。

    効果的に治療を進めるため、顎間ゴムを使用してもらう場合があります。
    ゴムにはサイズや強さに種類があり、かけ方もその時々の状況で変化しますので、ドクターの指示を注意深く聞いてください。

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    治療の進捗状況から、部分的なワイヤー矯正装置を補助として使用する場合があります。

     

    食事の時は

    飲食のときにはアライナーを外しましょう。

    水を飲む場合には特に外す必要はありませんが、以下の飲み物は注意してください。

    スポーツドリンク・ジュース
    糖分の入った飲み物は、歯とアライナーの隙間に溜まり唾液で流されないため、虫歯のリスクが格段に上がります。
    コーヒー・紅茶
    装着したまま飲むとアライナーが着色します。
    熱い飲み物
    熱で変形する可能性があります。

     

    装着方法について

    手順

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    • 向きを合わせ口の中でおおよその位置を合わせます。
    • 前歯の部分を軽く押し込みます。
    • 前方から左右の奥歯に向かって、全体を指で押し込んで合わせます。
    • チューイーを用いて、右奥から左奥まで順に噛みこんで、しっかりフィットさせます。

    注意点

    • 装着するときは浮き上がらないように、しっかりフィットさせて使用してください。
    • 歯で噛みこんで合わせることはせず、必ず指で合わせてください。
      噛みこんで装着すると不意に割ってしまうことがあります。

     

    取り外し方法について

    手順

    • 奥歯の内側から外していきます。左右どちらかの奥歯の内側に爪や指をかけて少し浮かせます。
    • 反対側の奥歯も同様に内側から少し浮かせます。
    • 左右とも奥歯のアライナーが少し浮いた状態になったら、前歯のほうも浮かせて外します。

    注意点

    • 無理に曲げる、ねじるなどの過剰なチカラをかけると変形や破損の原因になります。
    • 片側から引っ張るように外す、外側から強い力で外す、などの行為は避けてください。

     

    お手入れ・保管方法について

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    着脱の際に、柔らかいハブラシ等で軽く洗い、水気を軽く切ってください。

    汚れやにおいが気になる場合は、マウスピース用の洗浄剤を定期的に使用してください。
    歯科医院で購入する専用のものや、スプレータイプの手軽なものがあります。

    アライナーを外した際は、必ず専用のケースに保管してください。
    ティッシュなどにくるんで置いておくと間違って捨ててしまったりすることがあります。

    ペットを飼っている方は、保管場所に注意してください。
    かじって変形させることがあります。

    使用が終了したアライナーは、過去数回分は廃棄せず保管をしてください。
    経過により過去のものを再度使用する可能性があります。

     

    来院時について

    1~2か月ごとに来院し、経過のチェックや調整が必要です。

    来院時には、
    ①現在使用しているアライナー
    ②1つ前に使用していたアライナー
    ③次に使う予定のアライナー

    の、3ステージ分を必ず持ってきてください。

     

    最後に

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    アライナーによる矯正治療は、自己管理が大きなポイントとなります。
    それでも不安や不足の事態が避けられないこともあります。

    トラブルや疑問があれば、気兼ねなくご相談ください。
    素敵な笑顔で笑える日を目指して、一緒にがんばりましょう。

     

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