口腔筋機能療法(MFT)

    口腔筋機能療法(MFT)とは?

    口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy、以下MFTという)は、呼吸や食べる・飲む・話すに関わる、舌や口唇の位置の改善を目的とした各種トレーニングを行うことにより、口腔周囲の筋肉のバランスを整える療法です。

    歯並びが悪くなる原因には様々な要因がありますが、大きく分けると「遺伝要因」と「環境要因」の2つで説明されます。この環境要因に対する治療がMFTです。

    成田市公津の杜の歯医者。はばたき矯正・こども歯科で小児矯正

     

    MFTを始める前に

    MFTを始める前に、日常で意識してもらうポイントがあります。

     

    鼻から呼吸する

    リラックスした状態で口を閉じ、鼻からの呼吸を意識します。

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    安静時の舌の位置

    舌は上アゴに吸い付いている。
    舌の先端はスポットに、舌の両脇は上の歯の内側を封鎖する。

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    口唇周囲のトレーニング

    あいうべ体操

    「あ・い・う・べ」とゆっくり少しオーバーに口と舌を動かします。1日30回を目標に行います。
    (内科医の今井一彰先生が考案。)

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    左右ブクブクうがい

    • 少量の水を口に入れます。
    • 右ほほを膨らませながら10回ブクブク、左ほほを膨らませながら10ブクブク。
    • これを5往復行います。

     

    口風船

    • 上下の歯を軽くかみ合わせて、くちびるを閉じます。
    • 口の前の部分(前歯とくちびるの間)だけ膨らませて30秒キープします。
    • くちびるの上部分だけ、下部分だけに分けて膨らませ、同様に30秒ずつキープします。

     

    吹き戻し・風船

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    • 上下の歯を噛んだ状態で、くちびるの先端で吹き戻しをくわえます
      (前歯で噛んでくわえないように注意しましょう)。
    • すこし長めに息を吹き込みます。
    • できるようになったら風船にも挑戦しましょう。

     

    舌のトレーニング

    ポッピング

    • 舌の先端をスポットにつける。
    • 舌全体を吸盤のように上アゴに吸い付ける。
    • 舌を吸い付けたまま、口を少しあける。(舌の下のヒモが伸びることを確認)
    • 舌で「ポンッ!」と音を鳴らす。

     

    カ、カ、カ

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    • 「カ、カ、カ」と言って、舌の奥が持ち上がることを確認する。
    • 1秒間に4回のペースで「カ、カ、カ、カ、カ・・・・」と言い、10秒続ける。

     

    ガムトレーニング

    • ガムを噛んで柔らかくなったら、丸めてベロの上にのせる。
    • 上下の歯をかみ合わせて、くちびるを閉じる。
    • ベロの先でガムをスポットに10秒間強く押し付ける。

     

    ※当院では矯正治療の一環としてMFTを行っております。 MFTのみご希望の方はお引き受けしておりませんのでご了承ください。

     

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