歯の着色が気になるあなたへ──白く美しい歯を取り戻すためにできること

こんにちは、はばたき矯正・こども歯科 院長の北見です。
「なんだか歯の色が黄ばんできた気がする…」
「コーヒーやワインが好きだけど、それが原因なの?」
鏡を見たとき、ふと気になる歯の着色汚れ。
30代以降は、清潔感や第一印象を気にする年代だからこそ、歯の色はとても重要なポイントです。
そこで今回は、着色の原因、セルフケアの方法、歯科でできる対策までを、まとめてご紹介したいと思います。
歯の着色とは?ステインってなに?

歯の表面にできる茶色っぽい汚れや黄ばみのことを、専門的には「ステイン」と呼びます。
これは、食べ物や飲み物、たばこなどに含まれる色素が、歯の表面に付着して落ちにくくなった状態です。
普段の歯磨きやうがいなどでは落とせないものが徐々に蓄積し、ある時ふと気づくことがありますよね。
着色の主な原因とは?

1. 飲み物や食べ物
ステインの原因となる代表的な飲食物はこちら
- コーヒー
- 紅茶・ウーロン茶
- 赤ワイン
- カレーやソース
- チョコレート
- ベリー系の果物
これらには「ポリフェノール」や「タンニン」という成分が含まれており、歯の表面にある「ペリクル」と呼ばれる膜にくっつきやすい特徴があります。
2. 喫煙
たばこに含まれるタール(ヤニ)は、非常に着色しやすく、歯の表面に強くこびりつきます。
喫煙習慣がある方の歯は、黄ばみや黒ずみが目立ちやすくなるのです。
3. 加齢
年齢を重ねると、エナメル質(歯の表面の白い部分)がすり減り、内側の黄色い象牙質が透けて見えるようになります。 これは「着色」とは少し違いますが、歯が黄ばんで見える一因です。
着色があると、どんな印象になる?

歯の色は、清潔感や若々しさ、好印象に直結します。
どれだけメイクやファッションに気を使っても、歯が黄ばんでいると、老けて見えたり、不衛生な印象を持たれてしまうことも。
とくに仕事や接客の場では、「口元の清潔感」が第一印象を左右する大きなポイントになることもあります。
自宅でできる!着色汚れの予防と対策
1. 着色しやすい飲食のあとに口をゆすぐ
すぐに歯をみがけないときでも、水で口をゆすぐだけで着色の予防になります。
色素が歯の表面に残る前に早めに洗い流すのがコツです。
2. ステイン除去タイプの歯みがき粉を使う
市販の「ホワイトニング歯みがき粉」には、歯の表面の着色を落としやすくする成分が含まれています。
ただし、研磨剤が強すぎるものは歯を傷つけるおそれがあるため、使い方には注意が必要です。
当院では研磨剤でけずりとるのではなく、天然成分由来の色素吸着作用がある歯磨剤をお勧めすることもあります。
3. 電動歯ブラシで磨く
細かく振動する電動歯ブラシは、手で磨くよりも汚れを効率よく落とせることがあります。
ただし、力を入れすぎると歯ぐきを傷めるので、やさしい圧で磨くのがポイントです。
歯科医院でできる着色対策
1. プロによるクリーニング(PMTC)

歯科医院では、専用の器具とペーストを使って、歯の表面の着色をきれいに落とすことができます。
この処置は「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」と呼ばれ、歯の本来の白さを取り戻すのにとても効果的です。
2. ホワイトニング

もっと白くしたい場合は、歯科医院でのホワイトニングも選択肢です。
これは、歯の内部にある色素を分解して、歯そのものを白くする方法です。
自宅で行うホームホワイトニングであれば、気になったときに追加で行うこともでき経済的です。
最近ではジムなどでセルフホワイトニングとして行える場所もあるようですが、大切な体に薬剤を使用するため、歯科医院で専門的な指導を受けることをお勧めします。
着色を防いで、もっと明るい笑顔に!

着色汚れは、毎日の生活習慣やケアのちょっとした工夫で防ぐことができます。
「最近なんだか口元が暗く見える…」と感じたら、それはきれいにするべきサインかもしれません。
プロのクリーニングと、正しいセルフケアを組み合わせることで、自然で健康的な白さを取り戻すことができます。
ぜひ、気軽に歯科医院にご相談してみてくださいね。
成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科は、小さな子どもから大人まであらゆる世代の予防歯科に力を入れています。
口元の見た目が気になる方は、ホワイトニングなども対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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