子どものむし歯予防に効果的「シーラント」

   

成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科の子どものむし歯予防に効果的「シーラント」についての解説

こんにちは、はばたき矯正・こども歯科 院長の北見です。

小学生になると永久歯が生え始めてきますが、出てきたばかりの永久歯の表面はまだ未熟で、むし歯になりやすい特徴があります。特に奥歯は溝が深く、食べかすや汚れがたまりやすいため、歯みがきだけでは完全に汚れを取り除くのが難しい場所です。
そこで有効なのが「シーラント」という予防処置です。今回は、シーラントとは何か、その効果や流れ、最適なタイミングについて詳しくご紹介します。

 

シーラントとは?

成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科の子どものむし歯予防に効果的「シーラント」についての解説

シーラントとは、奥歯の噛む面にある細かい溝を「プラスチックの樹脂」でコーティングして、むし歯を防ぐ処置のことです。
歯の深い溝に“透明または白いふた”をするようなイメージです。
この溝は歯ブラシの毛先よりも細いことがあり、むし歯の原因となる細菌にとっては恰好の隠れ家です。
シーラントをすることで、溝がふさがれて汚れがたまりにくくなり、むし歯のリスクを大幅に減らすことができます。

 

シーラントの効果

1.むし歯予防効果が高い
シーラントをすることで、奥歯のむし歯発生率を大幅に下げることができます。
特に生えたばかりの永久歯は歯質がやわらかいため、効果的です。

2.痛みがない・削らない
シーラントは歯を削ることなく、表面をきれいにした上で樹脂を塗るだけなので痛みはほとんどありません。麻酔も不要です。

3.フッ素を放出するタイプもある
シーラントの中には少しずつフッ素を放出し、歯を強くする効果を持つものもあります。より予防効果を高められるのが魅力です。

 

シーラント治療の流れ

シーラントは短時間で終わる処置です。
一般的な流れは次のとおりです。

  • 歯のクリーニング
    歯の表面、とくに奥歯の溝をきれいに掃除します。
  • 歯の表面を処理
    樹脂がしっかりつくように、歯の表面を薬液で処理します。
  • シーラントを流し込む
    奥歯の溝にシーラント材を流し込みます。
  • 光で固める
    特殊な光を当てて硬化させます。

これで処置は完了です。
時間は片方の奥歯で10分程度と、とても短く済みます。

 

何歳ごろに行うのが良い?

シーラントは「奥歯が生えたタイミング」が最もおすすめです。

6歳前後
最初の永久歯「6歳臼歯」が生える時期。
特にむし歯になりやすいため、早めにシーラントを検討すると安心です。

12歳前後
奥に「12歳臼歯」が生える時期。
この時も同じくシーラントが有効です。
また、乳歯でも奥歯の溝が深く、むし歯になりやすい場合はシーラントを行うことがあります。

 

シーラントをした後の注意点

シーラントはあくまで「補助的な予防」であり、完全にむし歯を防ぐものではありません。

時間が経つとシーラントが欠けたり、外れてしまうことがあります。その場合は再度処置が必要です。

定期的な歯科検診で状態をチェックしてもらうことが大切です。

 

まとめ

成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科の子どものむし歯予防に効果的「シーラント」についての解説

シーラントは「歯を削らず」「痛みもなく」できる、子どものむし歯予防にとても効果的な方法です。
特に6歳臼歯が生えたころはむし歯リスクが高いため、歯科医院でのシーラントを検討すると良いでしょう。
ただし、シーラントをしても毎日の歯みがきやフッ素ケア、定期検診は欠かせません。
親御さんが仕上げ磨きをしながら、歯科医院での予防処置を組み合わせることで、大切なお子さまの歯をむし歯から守ることができます。

成田市公津の杜の歯医者、はばたき矯正・こども歯科は、赤ちゃんから大人まで安心して相談いただける環境づくりに取り組んでいます。
みなさまのお悩みにお応えできるよう丁寧な診察を心掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

 



はばたき矯正・こども歯科:https://habataki-shika.com/

〒286-0048 千葉県成田市公津の杜4丁目5-3 ユアエルム成田店2階
電話:0476-85-5115

電車でお越しの方:
京成線公津の杜駅 徒歩1分

PAGE TOP