爪噛みが子どもの歯に与える影響とは?―原因とやめさせる方法を解説―

こんにちは、はばたき矯正・こども歯科 院長の北見です。
お子さんが爪を噛む癖、気になっていませんか?
勉強中やテレビを見ているとき、気づいたら爪を噛んでいる…。そんなお子さんを見て、「やめなさい」と言ってもなかなか直らないと悩んでいる親御さんは多いはずです。
実は、爪噛みは歯並びに悪影響を与える可能性があります。
当院の矯正相談にお子さんを連れてきた親御さんの中にも、「実はもうずっと爪切りしていなくて…多分噛んでいるかもしれません…」という方が意外に多くいます。
そこで今回は、爪噛みが歯並びにどんな影響を及ぼすのか、そしてやめさせる方法について解説します。
なぜ子どもは爪を噛むの?
① ストレスや不安の発散
学校での出来事、友達関係、テスト勉強など、小さくても子どもなりにストレスを感じています。
爪を噛むことで気持ちを落ち着けようとすることがあります。
② 退屈や癖になっている
何もしていないとき、ふとした瞬間に爪を噛んでしまう子もいます。
特に、赤ちゃんのころに指しゃぶりをしていた子どもは、その延長で爪噛みの癖がつきやすいと言われています。
③ 爪が伸びて気になる
爪が長くなると気になって噛んでしまうこともあります。
特に手先を使うことが多い子どもは、爪の違和感をなくすために噛むことがあります。
爪噛みが歯に及ぼす影響

爪を噛むことで、歯や口の中にさまざまな悪影響が出る可能性があります。
①歯の位置がずれる(歯列不正)
爪を噛むことで特定の歯に強い力がかかり、歯が少しずつ移動してしまうことがあります。
その結果、前歯が前に押し出されて「出っ歯」になったり、上下の前歯の間に隙間ができる「開咬(かいこう)」という状態になることもあります。
②顎(あご)への負担が増え、顎関節症になる可能性も
爪を噛むと、顎の関節にも負担がかかります。
その結果、口を開けるときにカクカク音がしたり、痛みを感じたりする「顎関節症(がくかんせつしょう)」のリスクが高まることがあります。
③歯が削れたり、欠けたりする
爪は人体のなかで歯の次に硬いため、噛み続けると歯の表面がすり減ったり、ひび割れたりすることがあります。
特に前歯は薄いため、爪噛みが原因で欠けることもあります。
爪噛みをやめさせる方法
爪噛みをやめさせるには、いくつかの工夫が必要です。
① 爪を短く整える
爪が伸びていると、つい噛みたくなります。定期的に爪を切って整えておくことで、爪を噛む機会を減らせます。
② 苦いマニキュアを塗る
市販の「爪噛み防止マニキュア」を塗ることで、爪を噛んだときに不快感があり、自然とやめることができます。
③ 爪を噛む代わりにガムや飴を使う
爪を噛みたくなったときに、ガムや飴をなめることで、口の中の寂しさを紛らわせることができます。
(もちろん、むし歯予防はしっかりとした上で、ですよ!)
④ 手を使う遊びを増やす
折り紙や粘土、ぬり絵など、手を使う遊びを増やすことで、爪を噛む時間を減らすことができます。
⑤ ストレスの原因を見つける
爪噛みはストレスが原因のことも多いです。
子どもが何か悩んでいないか話を聞いてあげたり、リラックスできる時間を作ってあげることも大切です。
⑥ 家族や先生と協力する
子どもが一人で直すのは難しいこともあるため、学校の先生や家族と協力して、子どもが意識できるようにサポートするのも効果的です。
ただし、「ダメって言ってるのに、なんで噛むの!」と何度も怒ったりすると、それがストレスとなり隠れて爪噛みをするようになることもあるので、伝え方は配慮が必要です。
おわりに

爪噛みは、歯並びや口の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。特に成長期には顎の成長そのものにも影響することがありますので、早めに対策をすることが大切です。
「もしかして、うちの子も?」と思ったら、一度歯科医院で相談してみましょう!
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