矯正中にむし歯になったらどうなる?装置の扱いと治療の流れ、予防のこと

      2026/10/31

こんにちは、はばたき矯正・こども歯科 院長の北見です。

子どもの歯を器具で確かめる保護者

矯正治療を始めた方や保護者の方から、「矯正中にむし歯になったらどうなるの?」と聞かれることがあります。矯正中でも、むし歯の治療はできます。軽いむし歯なら装置をつけたまま治療でき、進んでいる場合は装置を一時的に外して治療します。

この記事では、矯正中にむし歯になりやすい理由、見つかったときの流れ、そして予防のためにできることをまとめます。

 

なぜ矯正中はむし歯になりやすいの?

ブラケットとワイヤーの装置をつけた歯の模型

装置のまわりに汚れが残りやすく、歯ブラシが届きにくくなるためです。

ワイヤー矯正では、歯の表面に小さな金具(ブラケット)をつけ、ワイヤーを通します。金具とワイヤーのまわりは段差やすき間が多く、食べかすや歯垢が残りやすい場所です。いつもと同じみがき方では、どうしてもみがき残しが出てしまいます。

マウスピース矯正では、装置を外して歯みがきができますが、1日の大半はマウスピースで歯がおおわれています。歯みがきが不十分なままマウスピースをつけると、汚れが歯の表面にとどまりやすくなります。

特に小学生・中学生は、まだ自分だけで隅々までみがくのが難しいことも多く、注意が必要です。

 

矯正中にむし歯が見つかったらどうなる?

むし歯の大きさによって、装置をつけたまま治療するか、一時的に外して治療するかが変わります。

軽いむし歯の場合

装置をつけたまま治療できることが多く、矯正治療もそのまま続けられます。この場合、矯正への影響はほとんどありません。

むし歯が進んでいる場合

むし歯の場所によっては、治療のために装置を一時的に外すことがあります。外している間は歯を動かせないため、矯正治療が一時止まり、治療期間が延びたり、通院の回数が増えたりすることがあります。

だからこそ、むし歯は小さいうちに見つけて、早めに治療することが大切です。

 

当院では、むし歯をどうやって見つけて治療するの?

月1回の矯正の通院のときに、院長か歯科衛生士がむし歯に気づくことがあります。見つかったあとの治療の場所は、どこをかかりつけの歯科医院にしているかによって変わります。

当院をかかりつけにしている方

一般歯科の担当医(副院長)が治療している様子

はばたき矯正・こども歯科では、院長が矯正歯科を、副院長が一般歯科をそれぞれ常勤で担当しています。当院をかかりつけの歯科医院にしている方は、矯正の通院でむし歯が見つかったときも、同じ院内の一般歯科で治療を受けていただけます。むし歯の治療は基本的に保険診療で、その場合は矯正の通院とは別の日にご予約いただきます。

ほかの歯科医院をかかりつけにしている方

遠方から通院されているなどの理由でほかの歯科医院をかかりつけにしていて、矯正治療だけを当院で受けている方は、基本的にかかりつけの歯科医院でむし歯の治療を受けていただきます。その際は、当院からかかりつけの歯科医院に向けた情報提供の書面をお渡しします。

装置を外す場合

治療のために装置を外した場合も、むし歯の治療が終わったあとに当院で付け直します。装置を外して付け直す費用はかかりません。

むし歯の治療について詳しくは、むし歯治療のページをご覧ください。

 

矯正中のむし歯を防ぐには?

通院のときの院内のクリーニングと、毎日のご自宅での歯みがきの両方が大切です。

毎月の通院でクリーニング

当院では、月1回の装置の調整のときに、ワイヤーを外して歯のクリーニングを行っています。マウスピース矯正の方も、通院のたびにクリーニングを行います。むし歯の早期発見の機会にもなります。

毎日の歯みがき

歯ブラシを持って笑顔を見せる女の子

ただ、月1回のクリーニングだけでは足りません。毎日の歯みがきで、次のことを意識してください。

  • 装置のまわりを、歯ブラシの角度を変えながらていねいにみがく
  • 歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシ(毛先が小さな歯ブラシ)や歯間ブラシも使う
  • マウスピース矯正の方は、特に夜寝る前の歯みがきを念入りに行い、マウスピースも洗ってから着け直す

みがき方は、通院のときに歯科衛生士が一緒に確かめます。

お子さんの場合は、保護者の方のサポートを

保護者がひざの上の子どもに仕上げみがきをしている様子

小学生から中学生のお子さんは、「ちゃんとみがいているつもり」でも、装置のまわりにみがき残しがあることがよくあります。仕上げみがきや、みがき終わったあとの確認の声かけなど、保護者の方のサポートがむし歯の予防につながります。

なお、装置のまわりの歯が白くまだらに見えてきたときは、むし歯のなり始め(初期脱灰)のこともあります。→コラム「矯正中に気をつけたい「白いまだら模様」―ブラケット周囲の初期脱灰とは?」

 

まとめ

矯正中でも、むし歯の治療はできます。ただ、むし歯が進んで装置を外すことになると、治療期間が延びることもあるため、まずは予防と早めの発見が大切です。毎月の通院でのクリーニングと、毎日のていねいな歯みがきを続けることで、むし歯になる危険を減らせます。

はばたき矯正・こども歯科は、京成線公津の杜駅から徒歩1分、ユアエルム成田店の2階にあります。治療が始まってからの通院は月1回程度です。矯正を専門とする院長が常勤しており、一般歯科と同じ院内で、矯正中のむし歯や歯ぐきのケアまで連携して対応しています。初診相談(無料)はWEBからご予約いただけます。

 

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【矯正治療について】

  • 治療内容:ワイヤー矯正装置またはマウスピース型矯正装置を用いた矯正歯科治療(自由診療)
  • 費用(税込):全体の矯正 715,000〜1,320,000円(治療装置や方針により異なる)。別途、検査料・診断料、調整料、保定装置料がかかります。
  • 治療期間の目安:約2〜3年(保定期間を除く)、月1回程度の通院
  • 主なリスク:装置装着後の痛み、歯根吸収、治療後の後戻り、矯正中のむし歯・歯周病のリスクの高まり、むし歯の治療のために装置を外した場合は治療期間が延びることがあることなど
  • 当院で使用するマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、海外で製作されるカスタムメイドの装置のため、薬機法上の医療機器・歯科技工士法上の矯正装置のいずれにも該当せず、薬機法上の承認を得ていません(完成物薬機法対象外)。
  • 入手経路:インビザライン・ジャパン合同会社を通じて入手しています。
  • 国内の承認医療機器等の有無:国内で歯科技工士が製作するマウスピース型の矯正装置や、ワイヤー矯正装置など、薬機法・歯科技工士法のもとで認められた装置による治療法があります。なお、インビザラインに用いる口腔内スキャナー(iTero)などは国内で承認・認証を受けています。
  • 諸外国における安全性等:1998年に米国FDAの認可を受け、欧米をはじめ世界各国で使用されています。
  • 薬機法の対象外の装置のため、医薬品副作用被害救済制度等の救済の対象にはなりません。
  • 治療方法ごとの費用、お支払い方法の詳細、および矯正治療に関する副作用・リスクなどはこちら


はばたき矯正・こども歯科:https://habataki-shika.com/

〒286-0048 千葉県成田市公津の杜4丁目5-3 ユアエルム成田店2階
電話:0476-85-5115

電車でお越しの方:
京成線公津の杜駅 徒歩1分

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