こんにちは、はばたき矯正・こども歯科　院長の北見です。
みなさんは、ご自身の「歯の価値」について考えたことはありますか？

１本の歯の価値はどれくらい？

日本予防医学協会の調査によると、日本人が考えるよりもはるかに高い価値をアメリカ人は歯に見出しています。
歯への意識が高い歯科先進国では、定期健診を受ける割合が非常に高く、残存歯数も日本に比べてはるかに多いです。

歯科医療先進国では「予防」が当たり前

各国を比較してみると、国や地域によって「予防」に対する考え方が大きく異なっています。
欧米の歯科医療先進国では、「痛くなったから歯医者に行く」ではなく、「痛くならないように定期的に歯科医院に行って予防する」といった考え方が浸透しています。
その結果、80歳で残っている歯の平均数は、日本では８本に対し、アメリカでは17本、スウェーデンでは20本と、大きな差として表れています。

健康に関する後悔、その第一位は「歯」

2012年の経済雑誌「プレジデント」に、55～74歳の男女1060人に対して人生の振り返りを調査した「リタイア前にやるべきだった・・・後悔トップ20」という記事が掲載されました。
その中で「健康に関する後悔」の第一位は、なんと「歯の定期検診を受ければよかった」という結果でした。

定期検診は「大事な歯への先行投資」

特に痛むわけでもないのに、定期検診にお金をかけるのはもったいなく感じますよね。
でも実は、虫歯や歯周病などで少しずつ治療が必要な場所が増えてくると、治すためにかかる費用のほうが高くつきます。
さらに虫歯は、風邪などの病気と違って、治すといっても「それらしい形」に「人工物で置き換えている」に過ぎないため、大なり小なり違和感や不具合は残り、必ず劣化していきます。
一度失った歯はもとには戻りませんので、健康な歯にはそれだけの大きな価値があるのです。
いくつになっても楽しく食事をし、素敵な笑顔でいるためにも、定期検診であなたの歯の価値を守っていきたいですね。

おわりに

はばたき矯正・こども歯科では、定期検診はもちろん、患者さんが抱えていらっしゃる悩みや不安などにお応えできるよう、真心を込めて診察しております。
小さなことでも構いませんので、気兼ねなくご相談ください。